クアラルンプールで犬と暮らす住まいを探す際は、「Pet Friendly」という表示だけで判断せず、犬種・サイズ・頭数と、建物ごとのルールを確認することが大切です。
この記事では、DBKL(クアラルンプール市役所)の公式案内と、当社の実務経験上の傾向を分けてご紹介します。
対象:KL(DBKL管轄)/公式情報確認日:2026年11月5日
他の州・自治体では規定が異なります。
1.コンドミニアムで飼育が認められ得る小型犬:9犬種
DBKLは、高層住宅において小型犬1匹の飼育を許可し得ると案内しています。対象として挙げられているのは、次の9犬種です。
- ミニチュア・ピンシャー(Miniature Pinscher)
- ビション・フリーゼ(Bichon Frise)
- ペキニーズ(Pekingese)
- パピヨン(Papillon)
- トイ・プードル(Toy Poodle)
- 狆(Japanese Chin)
- マルチーズ(Maltese)
- ポメラニアン(Pomeranian)
- チワワ(Chihuahua)
原則は1住戸につき小型犬1匹まで。DBKLのライセンスと、管理組合(JMB/MC)の同意が必要です。対象犬種であっても、無条件で飼育できるわけではありません。
2.飼育禁止犬種:7種類・グループ
- ピットブル系(Pit Bull/American Staffordshire Terrier/Staffordshire Bull Terrierなど)
- アメリカン・ブルドッグ(American Bulldog)
- ナポリタン・マスティフ(Neapolitan Mastiff)
- 土佐犬(Japanese Tosa)
- 秋田犬(Akita)
- ドゴ・アルヘンティーノ(Dogo Argentino)
- フィラ・ブラジレイロ(Fila Brasileiro)
3.飼育制限犬種:6種類・グループ
- ロットワイラー(Rottweiler)
- ドーベルマン(Doberman)
- ジャーマン・シェパード(German Shepherd/Alsatian。Belgian Shepherd、East European Shepherdを含む)
- ブルマスティフ(Bullmastiff)
- ブル・テリア(Bull Terrier)
- プレサ・カナリオ(Perro de Presa Canario)
これらは全面禁止ではありませんが、特別なライセンス条件や訓練、管理義務があります。コンドミニアムでの飼育が認められるという意味ではありません。
4.実務上の傾向と、公式規定との違い
ここからは、当社がこれまでの実務で見てきた傾向です。DBKLの公式規定や、飼育許可を保証する情報ではありません。
- 犬のサイズ:抱っこできる程度の小型犬は相談しやすく、大型犬は難しい傾向があります。
- 飼育頭数:小型犬2匹が飼育されている事例もありますが、3匹以上は難しい傾向があります。ただし、こうした事例はDBKLの「小型犬1匹」という規定への適合や、許可の取得を示すものではありません。
- 鳴き声・騒音:サイズや頭数の条件を満たしていても、頻繁に吠えるなど近隣住民に迷惑をかける場合、飼育が難しくなる可能性があります。
5.「Pet Friendly」でも事前確認を
「Pet Friendly」のコンドミニアムでも、すべての犬種・頭数が認められるわけではありません。お客様へのご案内や契約前には、次の点を確認しましょう。
- 犬種・サイズ・頭数を確認する。
- Management Officeに建物の規則と承認手続きを確認する。
- オーナーに飼育の可否と賃貸条件を確認する。
- DBKLのライセンス条件を確認する。
鳴き声などによる近隣への迷惑を防ぐことも大切です。実際の許可条件は、DBKLと建物の管理窓口にご確認ください。
公式情報の出典
DBKL公式:Dog License Management(犬のライセンス管理)
本記事はKL(DBKL管轄)の案内です。他の州・自治体にはそのまま適用できません。
